スーパーカブ50でざっくり日本一周

スーパーカブ50で日本一周したい!でもお金も時間もあんまり無いので、行きたいところ優先で廻っていきます。2021年8月23日八王子発。秘境駅と温泉とソフトクリーム多め

【7日目】函館~むつ

せっかくホテルに泊まったのに、あんまり熟睡はできませんでした


6:30に起きて、お風呂に入って荷造りして7:30出発

朝ごはんを食べに函館朝市に向かいます


途中ハセガワストアに寄って、やきとり弁当をget

名残惜しいですがセコマの商品も買いだめしておきます


朝市には思ったより観光客がいたけど、日曜の朝ごはん時と考えるとあまりにもスカスカすぎる




【今日のグルメ】

・朝市食堂 二番館


しっかりした海鮮丼は2000円台からなので、ワンコインで海鮮丼が食べられるこちらのお店に入りました


そもそもこういう観光客向け市場をあんまり信用していない

何となく海鮮を食べたっていう雰囲気だけ味わえればいいかなってくらいで思ってます


函館自由市場の方がより自然な市場っぽかったけど、日曜休みなので仕方がない


海鮮丼と焼き魚のセット



ホッケもつけたら結局1300円になってしまった

普通に美味しい


☆☆★★★



ゆっくり食べてたらフェリーの受付時間ギリギリになってしまいました


鮭とばだけ市場で急いで買ったけど、六花亭とかのお土産までまで買ってる時間がなくなってしまったのは残念


フェリーターミナルに向かって受付を済ませ、そのままフェリーに乗り込みます




悲しいけどお別れ、また必ず来るよ北海道!


1時間半ほどで大間に到着

とりあえず大間岬で撮影を済ませ、むつ市街へ向かいます

大間のマグロは時期的にまだ捕っていないそうなのでスルー




災害で海沿いの最短ルートが通行止めになっていたので、山の中を進んでいきます

そして山合いから海に出ると、目の前に夏泊半島と津軽半島が飛び込んでくる

と同時に函館もまだまだ見えるのもなんとも名残惜しい



やっぱり海沿いの道はどこも気持ちいいな~



むつ市街を通り過ぎ、しばらく走るとお目当てのソフトクリーム屋さんが見えてきました



【今日のソフトクリーム】

・ミルク工房ボン・サーブ


青森三大ソフトクリームの一つらしいです



生クリームのしっかり甘いソフトクリーム

どこまでも濃厚で後味もしっかりと甘い余韻を残す

しかしねばねばとした甘ったるさではなく、クリーミーでしつこい甘さが感じられる

ワッフルコーンとの相性がとてもいい


☆☆☆★★



というかこの店の回り、道が真っ直ぐで牧場の匂いがして、めっちゃ北海道っぽい!




日も傾いて西日になってきたので、恐山を目指します

山道をしばらく走っていると、急に視界が開けて観光地然としてきました


最初にあるのは三途の川を渡る橋

でも通行止めになっていました

地獄もコロナ禍になっててロックダウンしてるのだろうか




入場ゲートからしばらくは寺院のような雰囲気で、正面に本堂のような建物が見えます



と思ったら両脇には温泉施設がいくつかあって、自由に入れるようになっていました

そこら中から温泉が湧いているようで、硫黄の匂いが心地いい


寺院ゾーンを過ぎると賽の河原の石積みがあちらこちらに置かれているゾーンになって、荒涼とした雰囲気になってきます



そしてしばらく歩くと極楽の浜が見えてきて、湖と白い湖岸が美しい景色を見せていました



一周だいたい30分くらいで見てまわれるくらいの規模で、観光地としてはちょうどいいのかもしれない、



ただ正直な感想を言うと、恐山のイメージをかなり崩されてしまいました


恐山のイメージとして持っていたのは、山の頂上付近一体にイタコや巡礼者が集まることで、自然とそういった雰囲気の空間ができているというものでした


それに対して今日は、探偵ナイトスクープの「パラダイス」みたいだなと思いながら歩いていました


順路がきっちり決められていて、いくつかのゾーンに区切られているのがそう感じる理由だろうか


観光客が来る以上観光地化するのは仕方ないし、たしかに観光する分にはしやすくてありがたいけれども、誰かによって作られた箱庭感をどうしても感じてしまう



そもそも身内に亡くなった人を持たない僕が来ること自体間違っていて、観光わ期待して来ては行けない場所なのではないかと思いました



恐山を出て、今日の宿泊地のむつ矢立温泉キャンプ場へ向かいます


ゴルフ場やバーベキュー場も備えた施設で、そっちでは賑やかな声が聞こえていたけれども、キャンプ場の利用者は僕一人だけでした


設営をしていたら空が夕焼けに変わって、とても綺麗だった





【今日の温泉】

・むつ矢立温泉


浴場のドアを開けると、蒸し風呂みたいな熱気が襲ってきた

広めな浴場にはたくさんの人がいて、真ん中に一つだけ風呂がある

シャワーをして足をつけてみたけれども、熱すぎてとても入れるものじゃない

温度は45度くらい?泉質は分からんけど良さそう

よく見ると風呂に入っている人は少数で、多くの人は床に寝転んで、風呂から流れ出るお湯で温まっていた

僕も桶で何度かお湯を体にかけるので限界だった


キャンプ場に戻ると、吹いてくる涼しい風が、暑くなった体にちょうど良かった


☆☆★★★



鮭とばをつまみにビールを飲んで、あとはテントの中で何日分かのブログを書いて就寝


131km